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【一部ネタバレあり】【レビュー】サンドラの小さな家 あらすじや感想 〜映画のオンライン試写会〜


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ワッツアップみほままです。

今日は映画「サンドラの小さな家」のあらすじや感想について。

映画の公開は2021年4月2日ですが、今回オンライン試写会に参加し、

一足先に映画を見てきました。

 

目次

  

あらすじ

二人の子どもを持つ主人公サンドラは夫ガリーからの家庭内暴力(DV)を受けて家を出ます。

しかし、公営住宅は順番待ちでホテルの仮住まい生活から抜け出すことが出来ません。

サンドラは清掃業や飲食業と忙しい毎日を送っていました。

そんなある日、子どものベッドサイドストーリーからヒントを得て、

自分で家を建てることを思いつきます。

インターネットで「自分で家を建てる」ことについて情報収集するも、

知識も無いためなかなかうまくいきません。

しかし、雇い主や同僚、偶然工務店で出会った人などの周囲の支援があり、

家庭内暴力を繰り返す夫からの妨害に遭いながらも、

一軒のちいさな家を完成させていきます。

longride.jp

 

感想 ※ネタバレ注意

ガリーからの肉体的、精神的暴力を受けていたサンドラはやっとの思いで

夫の元から離れることに成功します。

みほママもDV被害者なので非常によく分かりますが、

DVから逃れるのって本当に大変で本当によく描かれていると思いました。

主人公サンドラが映画途中で、

ガリーが恋しい。今のガリーではなくて昔のガリーが恋しい」と発言していました。

DVする男のことが恋しいとかアホか!と感じる人も多いかと思います。

しかし、みほママは経験者なので主人公の感情が非常に良く分かりました。

DVは結婚や妊娠などのタイミングで始まると言われています。みほママ自身もそうでした。

周囲の人は、DVをするやつのことなんて忘れてしまえと感じると思いますが、

実際にDVを受けた側は、DVをする人の優しかった面や楽しかった面も知っているため、

DVをする人でさえも恋しくなったりしてしまうのです。

そのためDVする人と”距離を置く”ということが非常に大変なのです。

そんな中で、ガリーと距離を置くことが出来たサンドラは非常に強い女性だなと感じました。

ふたりの子どもを守るために必死に働いて、家を建てようとしていて、

我が子を守るためにしている行動ひとつひとつに感激しました。

 

そしてDVは繰り返すということも描かれていました。

実はガリーの母親も夫(ガリーの父親)からの暴力を受けていたのです。

その両親をみて育ったガリーは”夫は妻に暴力を振るうもの”との考えになってしまっており、

妻であるサンドラに暴力を振るっていたのです。

DVの連鎖を断ち切るためにも、

DVを受けている人は加害者から離れる勇気を持つことが非常に大切です。

みほママもこの映画をみて、DV夫から離れられて心底よかったと安堵しています。

DVされている様子を子どもが見ること(面前DV)も虐待の一つ(心理的虐待)で非常に恐ろしいことですが、

それ以上に我が子が他の人にDVするようになってしまうと考えるだけでゾッとしました。

 

そして最終的に周囲の支援を受けて家を完成させることが出来たサンドラですが、

夫からの妨害を受けて、泣き崩れてしまいます。

ひどいとしか言いようがないくらいの妨害で、

結末としてはショックでした。

しかし、夫は逮捕されてようやく自由の身になったサンドラ。

ここからまた人生再建を頑張ってほしいなと応援したくなりました。

 

まとめ

DVを受けている女性がDV男から子どもを連れて逃げて、

必死に働いて子どもを育てている様子や、

DV男が「カウンセリングを受けている。俺は変われる。やり直そう」という、

マジでDV男のテンプレート的な言葉、

親権を巡る裁判での口が達者な様子など、

みほママにも重なる部分が多く、主人公と自分の感情を重ねてじっくり見てしまいました。

DVは見えないところで起こっていることが多く、

DVから離れることが難しいことが多くありますが、

DVを受けている人はぜひ勇気を持ってその場から離れてほしい。

そして、自分の人生を歩んでほしいと思いました。

DVよ、この世から消え去れ!!

 

今日もママおつかれさま!

それじゃ、

シーヤ!